レコードID
RB00020076
言語
日本語
出版年
1710
著者
頭陀浪華子製圖并撰
冊数
1
出版年(和暦)
寶永7年
形態・版情報
縦117cm×横145cm
写刊の別
写
内容記述
本図は,板行の南瞻部洲(なんせんぶしゅう)図としては最初の,かつ最も詳細な図として広く流布し,多くの通俗版・簡略版が本図を基にして後に刊行された。カブラ型の南瞻部洲(なんせんぶしゅう)図に比べ,左右の対称性はやや失われ,図の周辺には中国やインド以外の様々な地域が描かれている。とりわけ北東部には,ヨーロッパが群島状に描かれ,日本の北部や南部にも島がみられる。玄奘の足跡は明示されず,単に世界図として南瞻部洲(なんせんぶしゅう)を示すことを意図したものだといえる。作者浪華子は,華厳寺の開祖鳳潭(ほうたん)の筆名であるといわれる。【2-45】(解説の出典:「日本の西方・日本の北方 -古地図が示す世界認識- 京都大学附属図書館所蔵室賀コレクション古地図展」)
注記
地図1舗:木版(折りたたみ240mm)
請求記号
室賀/YG/21/2-45
登録番号
96081796
所蔵
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
コレクション
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